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【必見!】一軒家の庭をおしゃれにするポイント│施工事例から解説!

「一軒家の庭をおしゃれにしたい」そんな願いを持つ方は多いのではないでしょうか。

庭は住まいの顔であり、くつろぎの空間でもあります。

しかし、おしゃれな庭づくりには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。

この記事では、一軒家の庭をおしゃれに仕上げるための具体的なポイントから、予算別の施工事例まで詳しく解説していきます。

植栽の選び方や照明の活用法、素材選びのコツなど、プロならではの視点でお伝えします。

特に注目していただきたいのは、実際の施工事例です。

モダンな庭から、バリアフリーに配慮された庭まで、様々なスタイルの事例を紹介しています。

これらの事例を参考に、あなたの理想の庭づくりのヒントを見つけていただければと思います。

デザイン性だけでなく、使い勝手の良さも両立させた庭づくりについても触れていきます。

ぜひ最後までお読みいただき、あなたの理想の庭づくりにお役立てください。

 

この記事を読んで分かること
  • おしゃれな庭を作るための5つの具体的なポイント
  • 予算に応じた実際の施工事例と実現方法
  • デザインと実用性を両立させるコツ

 

 

一軒家の庭をおしゃれにするポイント5選

一軒家の庭をおしゃれに仕上げるためには、5つの重要なポイントを押さえる必要があります。

ここでは、プロの庭づくりの視点から、おしゃれな庭を実現するために、以下のポイントをご紹介します。

 

・用途を決めておく

・植栽を上手く取り入れる

・見せる物と見せない物を決める

・照明を活用して庭に違う顔を作ってあげる

・理想のイメージに近い素材を選ぶ

 

これらのポイントを意識することで、理想的な庭づくりを実現することができます。

 

① 用途を決めておく

庭づくりで最も重要なのは、どのように使用するかを明確にすることです。用途を決めることで、必要な設備や素材、予算の配分を効率的に計画することができます。

以下の表で、主な用途別の特徴をまとめてみましょう。

 

用途 必要なスペースの目安 予算目安 特徴
くつろぎスペース 10㎡以上 50万円~ テラスやデッキが中心
家庭菜園 6㎡以上 50万円~ 日当たりと水回りが重要
子供の遊び場 15㎡以上 80万円~ 安全性重視の素材選び
ガーデニング 8㎡以上 70万円~ 植栽スペースの確保

 

※庭の状況や施工内容によって、金額が変動する場合がございます。

 

用途が決まったら、その目的に合わせて具体的な設計を進めていくことができます。

複数の用途を組み合わせることも可能ですが、限られたスペースでは優先順位をつけることが大切です。

 

 ② 植栽を上手く取り入れる

庭の印象を大きく左右する植栽は、季節感や維持管理の面から慎重に選択する必要があります。

初心者の方でも管理がしやすく、年間を通じて美しい庭を保てる植物を中心に選びましょう。

 

【おすすめの植栽】

・常緑樹:シマトネリコ、ウバメガシ、オリーブ、キンメツゲ

・落葉樹:ヤマボウシ、コハウチワカエデ

・地被類:リュウノヒゲ、ヘデラ、アジュガ

・花木:アジサイ、サザンカ、ハナミズキ

 

これらの植物は比較的丈夫で管理がしやすく、四季を通じて庭に彩りを添えてくれます。

植栽の配置は、建物との調和や日当たり、成長後のサイズを考慮して決めていきましょう。

 

③ 見せる物と見せない物を決める

庭をおしゃれに演出する上で、物置やゴミ置き場などの生活感が出る場所の扱い方は重要なポイントとなります。

これらの場所をそのまま露出させてしまうと、どんなにデザイン性の高い庭でも、全体の雰囲気を損なってしまう可能性があります。

 

そこで効果的なのが、植栽やパーティションを活用した目隠しの工夫です。

例えば、ゴミ置き場の周りに背の高い観葉植物を配置したり、モダンなデザインのパーティションで囲むことで、必要な機能を保ちながらも見た目の美しさを実現できます。

 

特に植栽を使用する場合は、四季を通じて緑を楽しめる常緑樹を選んだり、目隠しとしての機能を果たしながらも庭のアクセントとなるような植物を選ぶことで、単なる目隠し以上の価値を生み出すことができます。

 

このように、生活に必要な設備を上手に隠すことで、庭全体の印象が大きく変わり、より洗練された空間を作り出すことが可能です。

 

④ 照明を活用して庭に違う顔を作ってあげる

夜間の庭を美しく演出する照明計画は、おしゃれな庭づくりで欠かせないこととして考えたい要素です。

適切な照明の配置により、昼間とは異なる魅力的な空間を作り出すことができます。

 

【照明の種類と効果】

1.アプローチライト:来客時の安全性と演出効果

2.スポットライト:シンボルツリーや造形物の強調

3.フットライト:動線の確保と落ち着いた雰囲気の演出

4.ガーデンライト:植栽の立体感を引き立てる

 

これらの照明を組み合わせることで、夜間でも安全で魅力的な庭を演出することができます。

LED照明を使用することで、電気代の節約と長寿命化も実現できます。

 

⑤ 理想のイメージに近い素材を選ぶ

庭づくりで使用する素材の選択は、完成後の印象を大きく左右する重要な要素です。

素材選びでは、見た目の美しさだけでなく、耐久性やメンテナンス性も考慮する必要があります。

 

 

おすすめの外構素材と特徴
素材 特徴 耐久性 メンテナンス
天然石材 高級感があり、経年変化で味わいが増す 非常に高い 年1回の洗浄で十分
ウッドデッキ 温かみのある雰囲気を演出 中程度(5-10年) 年2回の塗装と清掃が必要
タイル デザイン性が高く、色柄が豊富 高い 定期的な目地のメンテナンスが必要

 

これらの素材を組み合わせることで、より魅力的で個性的な庭を作り出すことができます。

予算と相談しながら、理想のイメージに近い素材を選んでいきましょう。

 

 

 一軒家のおしゃれな施工事例を紹介

実際の施工事例を見ることで、庭づくりのイメージがより具体的になります。



ここでは、予算規模の異なる3つの施工事例をご紹介します。それぞれの事例から、予算に応じた効果的な庭づくりのヒントを学ぶことができます。

 

モダンな庭のおしゃれな庭の施工事例

 

No.45 植栽工事 大阪府東大阪市

 

この施工事例では、モダンでありながら実用的な庭づくりを意識しています。

中心には手入れのしやすい芝生を配置し、広々とした開放感を演出。芝生の両サイドには、植栽ゾーンを設けることで、庭に立体感と季節の彩りを添えています。特に、右側の花壇には様々な植物とロックガーデンを組み合わせ、自然な趣を演出しています。

 

テラス部分は、グレーを基調としたタイル張りで高級感を演出しつつ、ラタン調の家具を配置することで、くつろぎの空間を創出。テラスの屋根は深い軒の出を確保することで、雨の日でも快適に過ごせる工夫をしており、奥のゾーンに物置を設置することで、生活感を感じさせない配置にしています。

 

庭全体のバランスを考え、美観を損なわないよう配慮しつつ、機能性とデザイン性のバランスが取れた、現代的な居心地の良い庭づくりを心掛けました。

 

 バリアフリーにも配慮したおしゃれな庭の施工事例

 

No.23 ガーデンリフォーム 大阪府藤井寺市

 

この施工事例では、ゆとりのあるアプローチを活かした、洗練された空間デザインと、バリアフリーへの配慮を両立しています。

 

アプローチ沿いに設けられた花壇には、季節の花々や低木を効果的に配置し、通路を歩く度に移り変わる景色を楽しめる工夫が施しています。レンガ調の花壇の縁取りは、ナチュラルな雰囲気を演出しながらも、モダンな空間との調和を保っております。

 

この施工事例で特徴的な点はバリアフリー設計です。通路は十分な幅員を確保し、段差のない平坦な仕上げとすることで、車いすでの移動もスムーズに。手すりも適切な位置に設置され、安全性と使いやすさを重視しています。

 

プライバシーへの配慮も行き届いており、隣地との境界には、ブロック塀の上部にルーバー調のフェンスを設置することで、圧迫感を軽減しながらも適度な目隠し効果を確保。通路部分には明るい色調のタイルを採用し、空間に広がりと清潔感をもたらします。樹木の影が美しい陰影を作り出し、庭全体に趣のある表情を与えてくれます。

 

夜の庭をおしゃれに演出している施工事例

 

No.20 ガーデンリフォーム 奈良市

 

この施工事例では、夜の庭を魅力的に演出する照明計画と、緻密な植栽デザインを調和させる工夫を凝らしています。

 

アプローチには、低木や地被植物を重層的に配置し、奥行きのある緑の空間を創出。特に、紅葉する落葉樹と常緑樹を組み合わせることで、季節ごとに異なる表情を楽しめるように意識しております。

 

この施工事例で特徴的な点は、照明です。地面から上向きに照らすアップライトを植物の足元に配置することで、葉や枝の陰影が空間に豊かな表情を与えています。また、縦格子のフェンスと照明が作り出す光と影のコントラストが、夜の庭に神秘的な雰囲気をもたらします。

 

通路部分には自然石を使用し、昼夜問わず上質な空間を演出。奥に見えるウッドデッキのテラスまでの動線計画も、緑と光に包まれた落ち着きのある空間となっています。

 

おしゃれ+使い勝手も意識することもおすすめ

おしゃれな庭づくりを目指す際、見た目の美しさだけでなく、実用性も重要な要素です。

季節による使い方の変化や、維持管理の手間なども考慮に入れた計画が、長く愛される庭づくりの秘訣となります。

 

■実用性を高めるためのチェックポイント

項目 具体的なポイント
メンテナンス性 ・植栽の手入れ頻度
・掃除のしやすさ
・設備の耐久性
快適性 ・日陰の確保
・雨天時の対策
・防虫・防犯対策
収納性 ・ガーデニング用品の保管
・季節家具の収納
・生活用品の整理

 

これらのポイントを意識することで、見た目の美しさと実用性を兼ね備えた理想的な庭を実現することができます。

 

まとめ

 

おしゃれな庭づくりは、デザイン性と実用性のバランスが重要です。ポイントを押さえた計画を立て、植栽の選定や照明計画、素材選びなど、それぞれの要素を慎重に検討することで、理想の庭を実現することができます。

 

予算や生活スタイルに応じて、モダンなデザインやバリアフリー設計など、様々なアプローチが可能です。また、デザイン性を追求するだけでなく、使い勝手の良さにも配慮することで、より快適な庭空間を作ることができます。

 

どのようなスタイルの庭を目指す場合でも、プロの視点を参考にしながら、自分らしい庭づくりを進めていくことをおすすめします。理想の庭づくりの第一歩として、この記事が皆様のお役に立てば幸いです。