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ウッドデッキのおしゃれな施工例まとめ|目隠しフェンスや屋根付きも
ウッドデッキは、自宅に居ながらにして自然を感じられる、人気のエクステリアアイテムです。しかし、多種多様な素材やデザインがあり、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ウッドデッキのおしゃれな施工例を多数紹介します。素材、デザイン、そして目隠しフェンスや屋根付きなど、さまざまな角度からウッドデッキの魅力をお伝えします。
「どんな素材のウッドデッキがあるの?」
「目隠しフェンスはどんな種類があるの?」
「屋根付きのウッドデッキってどんなメリットがあるの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、実際の施工事例を交えながら、わかりやすくご紹介します。
本記事を読めば、きっとあなたも、理想のウッドデッキを見つけることができるはずです。
- おしゃれなウッドデッキの施工事例
- ウッドデッキ設置時に押さえておきたいポイント
- ウッドデッキをおしゃれにするポイント
- ウッドデッキの設置費用と価格相場
おしゃれなウッドデッキの施工事例
ウッドデッキは、住まいに付加価値を与える重要なエクステリア要素です。
最近の施工事例では、単なる木製の床面としてだけでなく、さまざまな機能を付加することで、より実用的でおしゃれな空間として進化しています。
ここでは、特に人気の高い3つの施工事例をご紹介します。
施工事例①
目隠し効果のあるフェンスを採用し、プライベートな空間を確保。
お庭はメンテナンスの手間を省ける人工芝とタイルを敷き、ウッドデッキを中心にリフォームしました。
ウッドデッキは、リビングから外へとつながる広々とした空間で、家族や友人とリラックスした時間を過ごすのに最適です。
耐久性の高い素材を使っているため、天候による劣化が少なく、定期的な手入れも簡単。
日差しを浴びながらくつろいだり、夜にはライトアップしてアウトドアダイニングとしても利用できます。
施工事例②
ウッドデッキだけだったお庭を、LIXILの「プラスG」を取り入れてリフォームし、開放感あふれるアウトドアリビングに一新しました。
隣接する水辺に続く広々とした空間が、空まで抜けるような清々しい雰囲気を生み出します。
ナチュラルなウッドデッキは、建物の外観とも美しく調和し、爽やかな印象を演出。
さらに、ウッドデッキ前にはパーゴラ付きのタイルテラスを設置し、日差しを和らげながら心地よい日陰を提供します。
施工事例③
芝生のお庭を、家族がくつろげるアウトドアリビング空間へとリフォームしました。
テラスにはLIXILの「プラスG」屋根を採用し、天候に左右されずに過ごせる快適な場所を確保。
ウッドデッキにはLIXILの「ウッドデッキDS」を設置し、デザイン性と機能性を兼ね備えた空間を演出しています。
LIXILの「ウッドデッキDS」は耐候性が高く、雨や紫外線による劣化が少ないため、屋外の設置でも長く美しさを保てます。
ナチュラルでモダンなデザインが特徴で、建物とも調和し、家族が心地よく過ごせる空間を提供。
また、木目の温かみが家の外観を引き立て、庭全体に落ち着きと品をもたらします。
ウッドデッキ設置時に押さえておきたいポイント
ウッドデッキを設置する際は、デザイン性だけでなく、長期的な使用を見据えた計画が重要です。
初期の設計段階で以下のポイントを押さえることで、満足度の高いウッドデッキを実現することができます。
【毎日の暮らしを豊かに。あなたの理想を実現する庭づくり】
理想をかなえるためには「必要なこと」と「できること」を把握するところからスタートします。
例えば、夫婦でテラスに座り、緑豊かな庭の風景を眺めながら、心地よい朝食の時間を過ごす。
また、広々とした芝生では、子供たちの駆け回る歓声が響き、小さな探検家たちが昆虫や草花との新しい発見に目を輝かせるでしょう。
まだ、理想の輪郭がハッキリとしていなくても大丈夫です。
プロのプランナーチームが、あなたのライフスタイルに合わせた庭を一緒に考え、想いをデザインいたします。
デザインと機能性のバランス
美しさと使いやすさを両立させることは、ウッドデッキ設計の基本です。
デザイン性を追求するあまり、実用性が損なわれてしまうケースを避けるため、以下のポイントに注意が必要です。
【デザインと機能性の両立ポイント】
項目 | デザイン面での配慮 | 機能面での配慮 |
床板の幅 | 細めの板で高級感を演出 | 歩きやすい幅を確保 |
手すりの形状 | スリムなデザインを採用 | 十分な強度を確保 |
段差の設計 | デザイン性のある段差付け | 安全な昇降を考慮 |
排水計画 | 目立たない排水溝 | 確実な水はけ確保 |
これらの要素をバランスよく取り入れることで、見た目の美しさと実用性を兼ね備えたウッドデッキを実現できます。
h3: 素材選びのポイント
ウッドデッキの素材選びは、耐久性とメンテナンス性に大きく影響します。
主要な素材には、天然木と人工木があり、それぞれに特徴があります。
素材別の特徴比較
素材の種類 | メリット | デメリット | 耐用年数 | メンテナンス頻度 |
天然木(イペ) | 高級感・独特の風合い | 価格が高い | 20年以上 | 年1~2回 |
天然木(杉) | コストが抑えられる | 耐久性がやや低い | 10~15年 | 年2~3回 |
人工木 | メンテナンスが少ない | 天然木より高価 | 25年以上 | 2~3年に1回 |
選択の際は、予算だけでなく、維持管理にかけられる時間や手間も考慮することが重要です。
特に、天然木を選ぶ場合は、定期的なメンテナンスを行う必要があることを念頭に置いてください。
ウッドデッキをおしゃれにするポイント4選
ウッドデッキを真にくつろげる空間にするためには、基本的な設計に加えて、おしゃれに演出するためのアイデアが重要です。
ここでは、予算や手間を考慮しながら実践できる4つのポイントをご紹介します。
おしゃれなアイテムを採用する
ウッドデッキの雰囲気を大きく左右するのが、配置するアイテムの選び方です。
季節やシーンに応じて柔軟に変更できる要素として、以下のようなアイテムがおすすめです。
【おすすめアイテムと予算別の選択肢】
アイテム種類 | 予算3万円以下 | 予算3-10万円 | 予算10万円以上 |
ソファ・チェア | 折りたたみチェア・クッション | ガーデンソファセット | 耐候性の高級ソファ |
テーブル | サイドテーブル | ダイニングテーブル | チーク材テーブル |
照明 | ソーラーライト・LEDライト | ペンダントライト | 高級外灯・間接照明 |
小物類 | 鉢植え・クッション | パラソル・ラグ | 電気式暖炉 |
これらのアイテムは、季節や用途に応じて組み合わせを変えることで、さまざまな表情を演出することができます。
特に照明計画は、夜間の雰囲気作りに大きく影響するため、複数の照明を組み合わせるのがおすすめです。
庭木を組み合わせる
植物との組み合わせは、ウッドデッキの魅力を何倍にも高める重要な要素です。
メンテナンス性と季節感を考慮した植物選びが、長期的な満足度につながります。
【おすすめの植物と配置プラン】
植物タイプ | 具体的な植物例 | 特徴 | 配置のポイント |
常緑樹 | オリーブ・シマトネリコ | 一年中緑を楽しめる | デッキの角に配置 |
グランドカバー | セダム・タイム | 維持管理が容易 | デッキ周りに植栽 |
低木 | ラベンダー・ローズマリー | 香りも楽しめる | 手すり下に配置 |
つる性植物 | スタージャスミン・アイビー | 壁面を彩る | フェンスに這わせる |
植物を選ぶ際は、日当たりや水はけなど、設置場所の環境条件を十分に考慮することが大切です。
また、季節ごとに花を楽しめる組み合わせを選ぶことで、一年を通じて変化のある空間を演出できます。
低めに作ると圧迫感が出ずらい
開放感のあるウッドデッキを実現するためには、適切な高さ設定が重要です。
一般的に、地面からの高さは以下のような設計が推奨されます。
【推奨される高さの目安】
設置場所の条件 | 推奨される高さ | メリット |
平地の庭 | 300~400mm | 段差を抑えつつ、適度な立体感 |
玄関ポーチ連結 | 150~200mm | スムーズな動線確保 |
傾斜地 | 要段差処理 | 自然な造形美の創出 |
特に圧迫感を軽減するためには、デッキ本体の高さだけでなく、手すりやフェンスの高さにも注意が必要です。
視線の抜けを確保しながら、必要な安全性を担保する設計を心がけましょう。
家との色調を意識する
ウッドデッキと住宅外観の調和は、全体的な見栄えを大きく左右します。
外壁の色に合わせた色調選びのポイントは以下の通りです。
【外壁色別のおすすめ色調】
外壁の色 | おすすめのデッキ色 | 配色のポイント |
白系 | ナチュラルブラウン | 明るく清潔感のある空間に |
グレー系 | ダークブラウン | モダンでシックな印象に |
ベージュ系 | ミディアムブラウン | 温かみのある統一感を演出 |
濃色系 | 同系色の濃淡 | 重厚感のある仕上がりに |
色選びの際は、設置してから数年後の経年変化も考慮に入れることが重要です。
特に天然木の場合、時間とともに色が変化していくため、その点を踏まえた色調選択が必要です。
ウッドデッキの設置費用と価格相場
ウッドデッキの設置費用は、規模や仕様によって大きく変動します。
予算計画の参考として、一般的な価格相場をご紹介します。
施工規模別の概算費用
規模 | 面積 | 基本工事費 | オプション例と費用 | 総額目安 |
小規模 | 6㎡程度 | 20~30万円 | 手すり(5万円)、物干し(3万円) | 30~40万円 |
中規模 | 12㎡程度 | 40~50万円 | 屋根(15万円)、照明(5万円) | 60~70万円 |
大規模 | 20㎡以上 | 70~90万円 | フェンス(20万円)、収納(10万円) | 100~120万円 |
これらの費用は、素材や地域、施工条件によって変動する可能性があります。
特に追加オプションは、予算と優先順位を考慮しながら選択するのがおすすめです。
まとめ
ウッドデッキの設置は、住まいの価値を高める重要な投資となります。
ポイントをまとめると以下の通りです。
1. デザイン面
・目隠しフェンスや屋根などの機能的な要素を、デザイン性を損なわないよう採用
・植物やインテリアアイテムで季節感とおしゃれさを演出
・住宅との調和を意識した色調選び
2. 機能面
・家族の生活スタイルに合わせた機能の選択
・洗濯物干しなど、実用的な要素の効果的な組み込み
・適切な高さ設定による使いやすさの確保
3. 予算面
・基本工事費とオプション費用の明確な把握
・優先順位をつけた段階的な設備投資の検討
・維持管理費用も考慮した総合的な予算計画
これらの要素を総合的に検討することで、おしゃれで機能的
かつ、長く愛着の持てるウッドデッキを実現することができます。